セラミック塗料の特徴とその効果(メリット)について
セラミック塗料について
外壁塗装に使われる塗料は、シリコン系塗料やフッ素系塗料がメインになっています。
しかし最近になって、シリコン系やフッ素系塗料と違う塗料が使われるようになってきました。
それが「セラミック塗料」です。
いったいセラミック塗料とは、どのような塗料なのでしょうか。
セラミック塗料は、たんにセラミックの塗料というわけではありません。
塗料の中にセラミックが配合されていて、それをセラミック塗料と呼んでいるのです。
セラミック塗料の特徴(メリット)
ではセラミック塗料(セラミックが配合されている塗料)には、どのような効果があるのでしょうか。
まず塗料にセラミックを配合したものを外壁塗装に使った場合、乾燥する過程でセラミック成分が塗膜表面に浮き上がってきます。
塗膜表面に浮き上がったセラミックは、「耐熱性/耐候性/耐久性/汚れにくい」といったセラミックの特徴を活かした外壁になります。
また塗膜表面に浮き上がったセラミックは、親水性が高くなります。
・耐熱性で、熱を伝えにくい。
・耐久性が高い(耐用年数)。
・耐候性が高い(温度や光の変化への耐久性)。
・親水性が高い(汚れが付きにくい/落ちやすい)。
そしてセラミック塗料の課程において、注意しなければならないことがあります。
それは、「施工方法/乾燥方法(時間)」をきちんと守って塗装しなければならないことです。
何故ならそれをきちんと守らなければ、塗膜の中にセラミックが残った状態で固まってしまうからです。
耐用年数
このようにセラミック塗料を使うことによって、外壁の美観を長期間にわたり保つことができるようになるのです。
ちなみに、「シリコン系塗料の耐用年数は10~13年/フッ素系塗料の耐用年数は15~20年」と言われています。
そしてセラミック塗料の耐用年数は、20年が目安になっています。
また肝心の価格ですが、セラミック塗料は優れた塗料であるため、必然的に高くなります。
もちろん無理してセラミック塗料を選ぶ必要はありませんが、しっかり外壁塗装業者の話を聞いたうえで納得することができたのであれば、セラミック塗料の購入を考えてみてはいかがでしょう。