外壁に使用する塗料の乾燥時間はどのくらい長いのか解説
外壁に使用する塗料が乾燥する、とはどんな状態を指すのか
外壁塗装を行う際に、新しく塗った塗料が乾燥するまでの時間はどれくらい長いのかということに疑問を持つ方は多くいます。
しかし、一方で外壁塗装における塗料が乾燥する、というのは具体的にどのような状態を指すのかを知っている人は多くはありません。
ではどのような状況になれば外壁塗装の塗料が乾燥したと言えるのかというと、 簡単に言ってしまえば塗膜と呼ばれる一種の膜が塗った塗料の外側にできた状況のことを指します。
ちなみに外壁塗装で使う塗料というのは水性の塗料と溶剤の塗料という2つの種類のものがありますが、何もプロセスは違うのものの、最終的には塗膜を作るようになっているので、特殊な場合を除いて、基本的には塗膜ができれば塗料が乾燥したと考えれば良いでしょう。
外壁に塗った塗料に塗膜ができるまでの期間はどれくらいなのか
それでは外壁になった新しい塗料に塗膜ができるまでの時間というのはどれくらいの期間なのかと言うと、 使う塗料の種類にもよりますが平均して考えれば2週間ほどかかると言われています。
なぜ2週間もかかるのかと言うと、完全に塗料に塗膜ができるまでにはいくつかの乾燥の過程を経る必要があるからです。
具体的に説明するとまず塗料を塗ってから1、2時間経った時の指触乾燥、その翌日前後の半硬化乾燥、1週間ほど経った後の硬化乾燥という大きく分けて3つの乾燥の種類を経なければ、完全な塗膜が完成しません。
そのため塗料が乾燥するまでには平均で2週間という長い時間が必要となると言えるのです。
ちなみにこの2週間という期間は季節によって大きく左右されることもあります。
例えば夏で天気が良い状態であれば、塗膜が出来るまでの時間が短くなりますし、反対に 冬や雨などの状態であれば、塗膜が出来るまでの時間が長くなってしまうのです。
このように塗料の乾燥までの時間は季節や天候などの影響を受けますので、なるべく早く乾燥させたいと考えているのであれば、外壁塗装を行う時期についてもしっかりと考えておくと良いでしょう。