外壁塗装の大幅値引きには要注意！
外壁塗装の見積もり依頼と値引き
外壁塗装を考えて、数社に見積もり依頼をお願いしたとします。
そして見積もり依頼には、高い外壁塗装業者もあれば安い外壁塗装業者もあったとします。
それから数日して、高い見積もり依頼を提案していた業者からある連絡が届きました。
「今回は特別に見積もり依頼金額より、大幅値引きをさせて頂きたい。」とのこと。
もしみなさんがこのような事例に遭遇した場合、どのような対応をされるのでしょうか。
この項では、見積もり依頼金額の値引きについて考えてみたいと思います。
大幅値引き業は怪しい・・・
実は外壁塗装業者の間では、こうした見積もり依頼値引きの事例はよくあることなのです。
正直、見積もり依頼金額に対して1割程度の値引きであれば、業者努力によって多少なりとも割引することができるようになったと考えることができます。
しかし大幅値引きをしてきたのであれば、その外壁塗装業者に対して注意をする必要があります。
何故なら最初に意図的に高い見積もり依頼金額を提案しておいて、その後に大幅値引きを提案することによって、お客様に金額的お得感を得させようとしている可能性があるからです。
そうした意図的な見積もり依頼金額を計画している外壁塗装業者を、信用することができるのかという話になるわけです。
さらにこのような契約受注を取っている外壁塗装業者は、外壁塗装をしている最中にさまざまなトラブルを引き起こしていると聞きます。
またもう1つ考えられることは、「大幅割引＝塗装に手を抜いている可能性」があることです。
というのも、外壁塗装は他のリフォームと比較して、比較的容易に塗装金額を操作することができるからです。
例えば安い塗料に変更したり、重ね塗りを3回から2回に減らしたり、塗装コストを意図的に下げることもできるからです。
外壁塗装は見た目は変わらないゆえに、施工を手抜きしてもわかりにくいのです。
見積もり依頼はより慎重に選ぶ
ということで、大幅値引きを提案してくる外壁塗装業者は注意が必要だということです。
もちろん大幅値引きが絶対におかしいというわけではありませんが、そもそも見積もり依頼金額を提出した後、すぐに大幅割引を切り出した時点で勘ぐる必要があるのではないでしょうか。
少々、個人的な見解も入りますが、どちらにしてもそれぐらいの注意を払って外壁塗装の依頼を決めるべきだということです。
