外壁塗装をすると固定資産税に関わるのかのポイントとは?
外壁塗装をすると固定資産税に関わるのかのポイントとは?
固定資産維持費なのか修繕費なのかによって違ってきます。
まずは固定資産維持費と修繕費の違いを理解しましょう。
固定資産維持費は、外壁塗装などをして家屋の固定資産の価値を高める費用で固定資産税と関係してきます。
今、あるものをより良いものに変える場合には固定資産維持費として計上できるのです。
逆に修繕費は長い時間経過して剥がれてしまった外壁塗装の塗り直しが該当します。
現状を回復するために行う修理の場合です。
20万円程度の小学の修理ならば修繕費として考えてもいいでしょう。
外壁塗装が固定資産税維持費になる条件とはどういったものがあるのか?
最初のものよりも塗装の質をあげるなど、自己都合でより良い物に変更する場合は固定資産維持費として計上できます。
外壁塗装は一般的に考えた場合には経年劣化で修理が必要になります。
その場合は修繕費に該当しますが、一定の条件をクリアすれば固定資産維持費として分類されるケースもあるのです。
今のままでも別に問題はなくても、色を変えるために外壁塗装する場合があります。
サビが付きにくいような加工をしたい場合もですね。
こういった場合は、劣化下から治すとか、壊れたから治すものではありません。
つまり修繕費にすることができないのです。
外壁塗装をする場合に固定資産税維持費になるのか修繕費になるのか注意しておかなければならない理由とは?
修繕費にできないものを修繕費に計上すると本来払わなければならない税金よりも少額になり追徴課税の対象になります。
お金のことですから、ちょっとした勘違いで大きなトラブルになることもあります。
固定資産維持費と修繕費は建物を建ててからの時間によっても原状回復かどうかの判断も違います。
基本とするのは、外壁塗装をして塗り直しをすると元よりも価値が上がるかどうかを見ればいいでしょう。
原状回復は修理をしても価値が上がるわけではありません。