耐久性の違い
塗料によって全く違う耐久性!
耐久性重視で塗料を選ぶ際には、「耐久年数」をチェックしてください。
一般的な外壁塗装に使う塗料は、下記の耐久年数となっており、この数字が耐久性と比例する形となります。
・アクリル系塗料 5~6年
・ウレタン系塗料 6~8年
・シリコン系塗料 10~13年
・フッ素系塗料 15年~20年
フッ素やシリコン系という耐久性の高い塗料で住宅の塗り替えを行えば、「次の塗り替え時期までコストも手間もかからない」という利点が得られます。
これに対してアクリル系やウレタン系という耐久性の低い塗料で外壁塗装工事を行ってしまうと、「数年おきに外壁塗装の算段をしなければいけない」という状況に陥りますので、今払うお金だけでなく「何年長持ちするのか?」という耐久性の部分もチェックして工事依頼を行うようにしてください。
人気のシリコン系塗料の中にも水性と油性がある!
外壁塗装工事に使われるシリコン系塗料には、水性1液型、溶剤(油性)1液型、溶剤2液型という3つの種類が存在しています。
最もリーズナブルな水性塗料は「臭いがほとんどしない」という環境面でのメリットが高い位置づけとなりますが、その分「油性と比べて耐久性に劣る」という難点があるため注意が必要です。
また溶剤1液型と2液型については、使用する際に硬化剤を混ぜる2液型の油性塗料の方が耐久性に優れている特徴があるため、材質にもこだわる外壁塗装業者ではこのタイプの塗料を使っています。
塗料の材質や種類を素人が調べるのは難しい!
外壁塗装に使う塗料は年々増え続けており、工事を依頼する素人の皆さんが耐久性の良し悪しについて判断するのは難しいと考えられています。
また塗料選びは耐久性以外にも重視すべき点がたくさんあるため、「トータル的に良い塗装」と考えれば実際に現場調査を行ったプロに任せるのが最も良いと言えるでしょう。