シリコン樹脂系
シリコン樹脂系の外壁塗装とは?
シリコン樹脂系の塗料を使った施工は、フッ素系に次いで高いグレードの外壁塗装として多くの業者で利用されています。
アクリル系やウレタン系と比べて耐久性の良いシリコン系塗料は、「長持ちさせること」を重視する塗り替えの外壁塗装工事に適した材料です。
またシリコン樹脂系の塗料には、ハイグレードのフッ素樹脂系塗料よりも「防汚性が高い」という利点がありますので、汚れによって外壁の劣化が起こりやすい地域でも建物を守れる位置づけであると言えるでしょう。
シリコン樹脂系の人気は非常に高い!
耐久年数が8~12年と非常に長いシリコン樹脂系塗料は、コストパフォーマンスの良い材質として多くの外壁塗装工事で利用されています。
外壁塗装工事業者や塗料メーカーのサイトでも、シリコン樹脂系を推奨する内容が多いため、塗装を依頼するお客様の中でも「最も気になる塗料」として注目される位置付けとなっているようです。
またシリコン樹脂系塗料を使った外壁は、光沢が長持ちすることでも知られていますので、「いつまでも艶やかな外壁をキープしたい」というお客様でも満足できる材質と言えそうです。
シリコン樹脂系が適さない外壁はあるのでしょうか?
シリコン樹脂系のデメリットとして挙げられることは、他の塗料と比べて付着性の面で劣ることと、粘度が低いため顔料が沈殿しやすいという点です。
この部分は外壁塗装工事業者側の「塗料の扱いやすさ」に関するポイントとなりますので、一般の皆さんは気にする必要がないと言えるでしょう。
またシリコン系塗料は「お洒落な光沢」という仕上がりになる材質となりますので、高級感溢れる建物のようにざらつきなどを出すのは難しい傾向があります。
外壁塗装における塗料選びは、既存の壁や環境、お客様のライフスタイルによっても変わってくる部分となりますので、信頼できる外壁塗装業者と共にじっくり相談してみてください。